クロスステッチの刺し順で仕上がりに差が出る?
クロスステッチでは、同じ穴に針を通すため、刺す順番によって仕上がりの見た目が変わることがあります。
特に「目」や「鼻」などの細かい部分は、刺し順の違いで印象が大きく変わるため、初心者でも意識するとより理想の仕上がりに近づけることができます。
目を先に刺す vs 後から刺す
今回は、目と鼻を先に刺すパターンと、目と鼻を後から刺すパターンで比較検証しました。
目を先に刺す場合
目(黒糸)を先に刺してから周囲を埋めると、クロスの角が少し押されてなじみやすくなります。
そのため、目が柔らかい印象になり、自然な表情を作りやすくなります。
目を後から刺す場合
周囲の色(白糸など)をすべて刺してから最後に目(黒糸)を入れると、✖️のクロスがはっきりと強調されます。
そのため、目が際立ち、キャラクターの印象がシャープになります。
鼻に大きな違いはない
比較検証の結果、鼻は上下と左の3方向に空間がある図案のため、そんなに差は出ませんでした。
どちらの方法がいい?
完全に好みなんですけど、わたしはクロスを強調したくないので、目を先に刺してから周辺を刺して角を落としていくような刺し方にしています。
好みやデザインによって適した刺し方が異なります。
- やわらかい表情を作りたい場合 → 目を先に刺す
- はっきりとした印象を出したい場合 → 目を後から刺す
特にキャラクターの顔の印象を左右する「目」は重要なポイントです。
好みに応じた刺し順を意識して、理想の仕上がりを目指しましょう!
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