リネンがクロスステッチ上級者に選ばれる理由|仕上がりがキレイで仕立てやすい

立ち雛 クロスステッチ ビギナー解説
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リネンとは

クロスステッチの生地にはジャバクロス、アイーダ、リネンの3種類があります。

今回はリネンについて解説しています。

理由は2つ

クロスステッチ上級者はなぜ、リネンを選ぶのでしょうか。

理由は2つあります。

  • 仕上がりがキレイ
  • 仕立てやすい

詳しく解説します。

仕上がりがキレイ

リネンは生地の2目を1目として刺します

そのため、初心者には難しく、リネンに刺すのは慣れが必要です。

ただし、2目を1目として刺すことでクロスステッチが際立って、仕上がりがとてもキレイになります。

仕立てやすい

リネンは生地が薄手のため、バッグや巾着などに仕立てるときに加工がしやすいです。

ただし、額に飾るだけならアイーダでも良いです。

初心者はアイーダから始める

クロスステッチをするようになって、最初はアイーダから始めます。

慣れてきたわたしは25ct 1目1本取りを始めるようになりました。

小さくかわいく仕上がるし、小さいからすぐ出来るし、生地も糸の消費も少なくて済みます。

しかし「どうしてみんなリネンに刺すのかしら?」と疑問に思っていました。

「リネン生地はとっても高いし、もっとうまくなってからにしよう」と、買ったリネンはしまっていました。

ミシン針が通らない

ある時、25ct エタミンで作った小さな図案を鍵入れにしたくてミシン掛けをしました。

針がなかなか進まなくて、ガッタンガッタン鳴って、ミシンが壊れてしまうんじゃないかと思ったくらいです。

1目1本取りだと、バックステッチも難しかったり、濃い色のバックステッチだとバックステッチが目立ちすぎるように感じるようになりました。

これをきっかけに、リネンに挑戦してみようと思いました。

目の数え方に慣れが必要

最初は目の数え方も下手で、刺していったら横の列とずれていたとか、ちょっと飛んだ目があったら合わなくなったとか、それで何度も何度もほどきました。

あぁもう辞めたいと思ったこともありました。

とにかく「切ったリネンを無駄にするもんか」となんとか完成させました。

結局慣れる

わたしは2枚目を刺す途中で数え方も慣れて、失敗が少なくなりました

フランスの花々と小鳥のクロスステッチの、エレーヌさんの幸福のブーケが2枚目になります。

慣れです。

もうアイーダのキットを買ってもリネンに刺します。

仕上がりがキレイで加工がしやすいから。

リネンに刺しなおした作品

今回、ホビーラのキットの立ち雛と、くまさんのChildren’s dayをリネンに刺しなおしました。

この2つは毎年飾りたいので、リネンに刺していないことが気になっていました。

立ち雛

左がアイーダ14ct、右がリネン32ct

リネンは32ct(16ct)なので、アイーダより仕上がりは少し小さくなります。

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くまさんのChildren’s day

左がアイーダ14ct、右がリネン32ct

リネンは32ct(16ct)なので、アイーダより仕上がりは少し小さくなります。

リネンの方が生地のポツポツが目立たない分、キレイに見えるかと思います。

今が一番若い

フリマサイトをよく利用するのですが「もう目が見えなくて」と仰って譲っていただく場合が多くて、わたしはいつまでできるのかなって不安になります。

もう結構悪いんですけど・・・

でも、できる限り、見える限り、たくさんリネンに刺していきたいです。

リネンに挑戦しようか迷っている方は、是非今からでも始めてみてください。

今が一番若いんです(目がいいはずです!)

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