クロスステッチとは
クロスステッチは、図案に沿って糸を交差させて模様を作る手芸です。
初心者でも比較的簡単に始められ、完成時の達成感が魅力です。
今回は、クロスステッチをこれから始める際に揃えておきたい道具を詳しく紹介します。
初心者にはクロスステッチキットがおすすめ
最低でも「針」と「糸」と「生地」の道具に「図案」が揃えれば、クロスステッチは始められます。
初心者には、必要な道具がすべて揃ったクロスステッチキットを選ぶのが簡単でおすすめです。
通常のキットには、図案、クロスステッチ布、糸、針が含まれています。
揃えておきたい道具リスト
針
クロスステッチ専用の針は、布を傷つけにくい丸い先端が特徴です。
針穴が大きく、太めの糸も通しやすいため、初心者に適しています。
糸
クロスステッチでよく使われるのが25番の刺繍糸です。
これは6本の糸が束(6本撚り)になっていて、使いたい本数に分けて使います。
たとえば、わたしは1本を引き抜いて半分に折り、2本取りにして刺すことが多いです。
ただし、9ctや11ctのように目が大きい布に刺す場合は、2本取りだと隙間ができてスカスカになることがあります。
そんなときは、4本取りや6本取りにすると、しっかりとした仕上がりになります。
刺繍布
アイーダ布は、クロスステッチの目が数えやすく、初心者におすすめです。
通常14ct(カウント)のものが一般的です。
刺繍枠(フープ)
布をしっかりと固定して刺繍をスムーズにするために刺繍枠があると便利です。
枠を使うことで、布のしわを防ぎ、糸のテンションを均一に保つことができます。
刺繍用ハサミ
刺繍用ハサミは、クロスステッチに欠かせない道具の一つです。
特におすすめなのは、9㎝ほどの小型で細かい作業がしやすい糸切りばさみです。
スパッとよく切れるハサミを選ぶことで、糸を切る際のストレスがなくなり、作業がスムーズに進みます。
また、デザインが素敵なハサミを使うと、刺繍作業がさらに楽しくなります。
実用性だけでなく見た目もこだわって、お気に入りのハサミを選びましょう。
糸通し
クロスステッチの刺繍糸を4本取りや6本取りにする際に、Cloverのエンブロイダリースレダーなどの糸通しを使えば、多めの本数でも簡単に針に通せるのでとても便利です。
あったら便利な道具リスト
リッパー
リッパーは、クロスステッチで間違えたステッチをほどく際に便利な道具です。
特に、糸ほぐしゴム付きシームリッパーは、キャップの蓋がゴム素材になっていて、糸をほどいた後に生地に残った糸屑を簡単に取り除くことができます。
間違えて刺してしまったとき、リッパーで糸を素早くほどいた後に、ゴムキャップで生地をこするだけで綺麗に糸屑が取れるため、初心者でも安心して使えます。
針やすめ&針みがき
クロスステッチ中に針を一時的に置くときや、針のメンテナンスに便利なのが「針やすめ&針みがき」です。
可愛らしいマカロン型で、見た目も楽しめるアイテムです。
針を使わないときには、マグネットの力で針をしっかりキャッチしてくれるので、紛失の心配がありません。
また、マカロンのクリーム部分で針を磨くことができるため、針が滑らかに保たれ、布に引っかかりにくくなります。
使い勝手も良く、クロスステッチがさらに楽しくなるおすすめの道具です。
ピンクッション
ピンクッションは針の仮置きに便利な道具ですが、クロバーのピンクッションはおすすめです。
中わたにはシリコン加工が施されており、針のすべりがとてもスムーズ。
さらに、シリコンのおかげで針が錆びにくく、長持ちします。
シリコン綿は市販で手に入るので、自分でピンクッションを作るのも楽しいですよ。
わたしも自作のピンクッションを愛用しています!
より良いクロスステッチライフを送るために
クロスステッチ初心者がスムーズに始めるためには、基本の道具をしっかり揃えることが大切です。
クロスステッチ専用の針や刺繍布、刺繍枠、刺繍用ハサミなど、初心者でも扱いやすい道具を選ぶことで作業がスムーズになり、作品作りを楽しめます。
特にキットには必要な道具が揃っているので便利です。
これらの道具を揃えて、ぜひクロスステッチを始めてみましょう!
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