Cross Stitcher|2024年11月号
「Cross Stitcher」は、イギリスで1992年から続く伝統あるクロスステッチ専門雑誌です。
毎年のクリスマス号は特に豪華な付録が付くため大人気。
2024年11月号をレビューします。
クロスステッチャーとは
「Cross Stitcher」は年13回発行される、クロスステッチファンのためのイギリスの専門誌です。
クロスステッチの図案、最新のステッチテクニック、さまざまな作品のアイデアなどが掲載され、特に季節号には豪華な付録が特徴です。
通常号の価格は5.99£ですが、クリスマス号は特別版として9.99£で販売されます。
日本ではマガジンマートさんを通じて購入することができ、価格は2,530円です。
私は気にいる図案がある場合だけ買っています。
クリスマス号は毎年付録が豪華なので2年連続買いました。
2024年クリスマス号の付録内容
今回のクリスマス号の付録も、クロスステッチファンにはたまらない内容でした。
付録の詳細は以下の通りです。
- 針17㎝×35㎝の14ctアイーダ(ダーラナホース、タペストリー、タグが4つ作れる分の生地)
- 17㎝×19㎝のストライプ生地(ダーラナホースの裏側に使う生地)
- 雪モチーフのチャーム
- ボタンビーズ
- 赤糸(大量)
- 金糸
- タペストリー用の吊り紐
- タペストリーの棒
- ギフトタグ用の紙
このような豊富な付録が揃っており、クロスステッチの作品づくりに必要な材料がほぼすべて含まれていました。
特に吊り紐やタペストリー用の棒も付属しているので、作品の仕上げまで一気に進められる豪華仕様です。
実際に作ってみた感想
付録の生地は使わず、手持ちの32ct(Zweigart アンティークホワイト)に刺しました。
糸は付録に付いていた赤糸を使いました。
とってもかわいい図案でした。
赤1色なので2日で完成しました。
付録の糸は扱いにくい
付録の糸はDMCではないと思います。ケバ立ちやすかったし、扱いにくかったです。
糸は全部38㎝にカットしてあるので、ループメソッドで刺すとすぐ糸交換しないといけなくなりました。
本にDMC666と記載されているので、こだわるならDMCで作ってもいいと思います。
付録が豪華で価格以上の満足感
「Cross Stitcher」のクリスマス号は、付録がとにかく豪華で、価格以上の満足感が得られます。
例えば、フランスのLes Brodeuses Parisiennesのキットは吊り紐が付属しないことが多いのですが、こちらのクリスマス号は作品が完成できるすべての材料が揃っており、非常に便利です。
気になっていたサンタの図案もあったため、付録が嬉しくてすぐに作り始めました。
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