刺しゅう糸4大メーカー
糸の製作メーカーは4社あります。
メーカー | 読み | 生産国 | 色種類 | 1束価格 |
---|---|---|---|---|
DMC | ディーエムシー | フランス | 500色 | 154円 |
COSMO | コスモ | 日本 | 500色 | 154円 |
OLYMPUS | オリムパス | 日本 | 434色 | 154円 |
ANCHOR | アンカー | ドイツ | 460色 | 143円 |
とにかく、この4大メーカーの正規品の糸であれば間違いありません。
正規品の糸を選ぶ理由
この写真はDMCの糸と類似品の糸の違いを検証した結果です。
類似品の糸の欠点
類似品の糸には下記の欠点があります。
類似品は針に通しにくい
クロスステッチをしていて一番嫌なのは、撚りが取れて針に通しにくいことです。
先を切っても切っても解けるのは「非常にストレス」。
1図案あたり30色以上の糸を使うため、針に糸を通しにくいというのは大きなネックと言えるでしょう。
仕上がりの比較
DMCの糸はふっくらとしていて毛羽立ちも少ないことがわかります。
類似品は撚りが甘く、毛羽立ちも多いため、糸が痩せて見えます。
通販サイトでの正規品と類似品の見分け方
手芸専門店や大手手芸通販サイトでは、ほとんどが4大メーカーの正規品が販売されています。
しかし、通販サイトやフリマサイトでの格安の糸が正規品であるとは限りません。
正規品と類似品の見分け方を紹介します。
バーコードラベルの写真
この写真のように、類似品はバーコードラベル面の写真を掲載して販売しています。
さも「親切に糸番号を見せて売ってますよ」のふりをして類似品です。
ネット通販(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)や、フリマサイト(メルカリ、ヤフオク、ラクマなど)でも、ラベルの表面を隠して出品されている糸は注意です。
「DMC対応」の表記
説明文に「DMC対応」と書かれている場合、色番号が対応しているだけで、実際には類似品であることがあります。
説明文に「DMC対応」と書いてあったので、DMCなんだと思って買ってしまったことがあります。
実際に、前出の写真にあるDMC727と類似品727はほぼ同じ色でした。
色指定ができないまとめ売り
正規品は原則として色指定できますが、類似品は色指定できません。
50本入りや100本入りなどといった色指定ができないまとめ売りがほとんどです。
信用できる通販サイトを利用する
私はネット通販で糸の単品を買うときは、特定の信用できるサイトを利用しています。
皆さんも信用できる通販サイトを探してみてください。
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