クロスステッチの生地の切り方と余白の取り方

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クロスステッチを進める際、適切な生地のサイズ余白の取り方を知ることが大切です。

この記事では、具体的な生地の切り方と、余白を取る際のポイントを説明します。

完成サイズの計算方法

異なる「ct」の生地で同じデザインを刺繍する場合、完成サイズを計算する必要があります。

完成サイズを求める計算式は次の通りです。

完成サイズ(cm) = 図案の目の数 × 2.54 ÷ ct

たとえば、縦46目×横57目の図案「BONHEUR」を18ctの生地で作成する場合のサイズは次の通りです:

  • 縦サイズ:46(目)× 2.54 ÷ 18 = 6.49cm
  • 横サイズ:57(目)× 2.54 ÷ 18 = 8.04cm

生地の余白の取り方

通常、クロスステッチの作品を仕上げる際には、上下左右に5cmの余白を取ることが推奨されます。

例えば、前述の「BONHEUR」の完成サイズが縦6.5cm×横8cmの場合、余白を足した生地のサイズは以下の通りです。

  • 縦サイズ:6.5cm + 10cm(上下5cmずつの余白)= 16cm
  • 横サイズ:8cm + 10cm(左右5cmずつの余白)= 18cm

このように、余裕を持って生地を切ることで、後々の額縁やフレームに入れる際にもスムーズに作業が進みます。

余白はケチらないことが大切

生地が高価なため、余白を少なく取ってしまうことがあるかもしれませんが、後々のことを考えると、余裕を持って多めに余白を確保しておくことが重要です。

余談ですが、わたしはBONHEURの図案でニードルケースを作るつもりでいたので余白はあまり取らず、縦11cm、横12cmしか取りませんでした。

なかなかニードルケースを作る時間がなく、キットに付いている額ではなくホビーラホビーレの赤い13cmの額に入れて飾っているのですが、布が足りず歪んだままギリギリで額に入っています。

割と余白をケチりがち(5cmは目安)で4cmずつしか取らない場合も多いです。

生地も高いので、どうしてもケチってしまうのですが、後々どうなるか分からないので余分に取っていたほうが失敗は少ないです。

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